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2007年9月下旬 男同士の旅 3名様
【2】2007年9月下旬 男同士の旅 3名様
「アラスカ キャンピングカー(モーターホーム)の旅」
(モーターホーム 5泊6日 C-25タイプ ご利用、全日程 6泊8日)
●ルート
アンカレッジ ~ デナリ国立公園 ~ フェアバンクス ~ チナホットスプリングス
~ イグジット氷河~ アンカレッジ ~ シアトル(乗換え) ~ 成田
2007年9月、すでに冬支度の始まるアンカレッジでキャンピングカー(モーターホーム)をレンタルして、RVパークに滞在しながら6泊8日で廻ってきました。
実は、チナホットスプリングスの温泉に入りたいとか、氷河を見たいとか北極圏に行ってみたい!などと漠然に思っていただけで、具体的な計画(何日目はこれをしてここに行こうとかの)はほとんどしてきませんでした。
上記の順序も現地入りしてからガイドブックを見て決まったものです。初日の食事もメニューを考えていなかったため、さすがに現地のスタッフの方にあきれられ、飛行機の中で何やってたの???と言われてしまいました。
ポートランドでアラスカ航空に乗り換え。約4時間でようやくアンカレッジへ到着。今回乗ったアラスカ航空では、機内食はサービスではなくサンドイッチが5ドルで売られていました。
兵隊さんではないですが、いざアラスカと言う気分で、空港の出口へ、、、空港での荷物がどこから出てくるか分からず、ガイドブックを見て右往左往していると、ひとりの男性が声をかけてきてくれました。「英語は分かるか?」の問いに「Very Little」と答えると、「もしも荷物を探しているならば、エスカレーターで下に降り、左に行けばあるよ」と、ゆっくりした口調で親切に教えてくれました。アラスカに着く早々、アメリカ人の親切に触れとても感激しました(写真をよく見るとしっかりとBaggege Claimの文字が書いてありました、、、)
現地日本人スタッフのかたと空港で合流し、一路レンタルオフィスへ。 モーターホームレンタルオフィスでの事前チェック!これから1週間お世話になるモーターホーム!スタッフのお姉さんとボディーチェックです。細かい傷など気になる点はここで徹底的に確認しましょう。チェック漏れは、返却時のトラブルの元になりますのでご注意を!
いざ出発!!!本当に大丈夫かな???
近くのスーパーマーケットで買出しです。スーパーマーケットといっても日用品から、拳銃!!まで何でも揃っています(アウトドアのコーナーには、釣竿の横に、ライフルやショットガンが普通に並んでました。)さすがアラスカ!
買出しも終わり、最初のRVパークに到着。ここは日本からインターネットで予約をしておきました。夕食は、ステーキ、ホットドック、サラダです。う~んコレステロールが、、、電子レンジの使い方が分からず四苦八苦です。レンタル時にスタッフのお姉さんにしっかりと聞いておけばよかった、、、
デナリ公園へ出発です。アンカレッジの街中を出るまでは、慣れない運転でとても緊張しましたが、ハイウェイへ出ると、道幅も広く、モーターホームのオートクルーズ機能もあり、すぐに運転には慣れましたよ。アラスカも紅葉が始まる季節で、車窓からも色づき始めた木々が見えて楽しいドライブでした。
いざ、出陣?大自然をバックにモーターホームとパチリ!
デナリ公園に到着です。9月の終わりに行ったので、残念ながら奥には入れませんでした。入り口の看板の前で記念撮影です。周辺の店も全部閉まっています。オープンしているのはガソリンスタンドのみ。まるでゴーストタウンでした。
デナリ公園で昼食が取れなかったですが、フェアバンクスへ行く途中のドライブインで昼食です。ニューヨークステーキ!ボリューム満点で大満足!
2日めはフェアバンクスの東にあるノースポールと言う町のサンタランドRVパークに泊まりました。でっかいサンタの人形とトナカイが出迎えてくれます。個人的には、ここのRVパークが一番お気に入りです。場内は広々して、レストルームもきれいでした。
3日めはチナホットスプリングスのRVパーク?です。日本から持っていったガイドブックにはRVパークがあり、サイト料金は40ドルである、と載っていましたが、実際には、無料のドライサイトがあるだけでした。ドライサイトなので、電源も有りません。
受付で聞いた所、発電機は22時までにしてほしいとの事。発電機か、外部電源が取れないと、エアコンは動かせません。9月下旬でも、外の水溜りが凍るほど寒く、22時以降のエアコンを止めた車中ではダウンを着て過ごしました。
夜中は、オーロラを期待して起きていましたが、夕方から雲が出てきて今回は見られませんでした。ひとりだけ、ダウンを持ってこない者がいて、車中で死んだように眠っていました。また、写真はないですが、ここの温泉はジャグジーもあり本当に最高でした。水着を着て立って入るのですが、丁度良い温度で風呂から出たくなかったです。
4日め、チナホットスプリングスから一気にアンカレッジへ移動です。チナの周辺では、雪がちらついていました。この時は、スタッドレスも、チェーンもないよな~と思いながら運転していました。
ルートは、デルタジャンクションを通るルートで、アラスカの地図上で見ると右側となります。こちらのルートは、まさにアメリカの道と言うような、地平線まで続く一本道もあり、その他にも、山や、谷、湖なども多く、特にこの季節は、積 雪がある場所や、紅葉が楽しめる場所など、景色の変化が楽しめます。ガソリンスタンドで、給油です。次のスタンドまでどれくらいあるか分からないので、こまめに給油しました。
アンカレッジへ戻る途中、パイプラインが見えました。この標識の向こうがパイプラインなのですが、なぜか穴だらけ、、、万里の長城の次に長い人工の建造物だそうです。
モーターホーム車内での宴!たまりません!
Wifiでメールもチェック(ほとんどのRVパークでもチェックできましたよ!さすがアメリカ!)
朝の食事の後、いざ、スワード近郊にあるイグジット氷河へGO!
天気は晴れ時々雨でしたが、そのおかげか?きれいな虹が出ていました。 虹をバックにパチリ!この写真が一番のお気に入り、、、
ビジターセンターで車を降りて、約30分の軽いトレッキングでイグジット氷河に対面です。ここの氷河は、10年ほど前までならば触れたそうですが、最近はその直前までしか行けません。
港のある町まで行き、夕食。クラムチャウダーが美味しかったです。
モーターホーム最後の夜。皆思い思いの格好でくつろいでいます。 あまり見せられない格好ですね。(特に右端は爆睡、、、笑)
アラスカのゴミ収集車。2本のアームでゴミ箱を持ち上げ、後ろの荷台に中身を移しています。 それにしてもでかい。
モーターホーム返却前の掃除をし、いよいよ返却へ出発です。
レンタルオフィスへの返却前に、プロパンガスの補充です。これはセルフではなく、スタンドの従業員が作業します。
いよいよモーターホームとお別れです。約1週間ありがとう。現地のスタッフ、レンタルオフィスのスタッフの方と一緒に記念撮影。
朝5時おきで、出発です。ホテルで呼んでもらったタクシーでアンカレッジ国際空港へ直行です。朝が早く食事できる店があまり開いていませんでした。
シアトル空港です。ノースウエスト航空へ乗り換える時間があった為、昼食を取りました。バーガーキングのダブルワッパーで、最後のアメリカンな食事を満喫です。この空港はかなり大きく、国内線の乗り場(降り場)から国際線の乗り場までは地下鉄で移動しました。
シアトル出発!あっという間のモーターホームの旅でした。。。
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●まとめ
今回、4つのRVパークに泊まりました。そのうち、3箇所で無線LANが使用できる環境が用意され、受付時にこちらが何も言わなくても、普通にインターネットキーが書かれた説明書を渡されました。
モーターホームで走っていると、「WIFI」と書かれた看板を、入り口に掲げているRVパークが幾つか目に入ってきました。私は、日本でもキャンプに行きますが、まだまだ、無線LANを使えるキャンプ場は少ないですから便利ですね。。。
今回、最初に泊まるRVパークについては、日本からメールで予約を入れていきました。2日目以降は日本でインターネットで調べ、開いている所に予約無しで飛び込みました。しかし、2日目、フェアバンクスで泊まろうとしたRVパークが今シーズンは閉鎖されていました。あわててマクドナルドに入り(無線LANが使用できるので、、、)、パソコンで近くのRVパークを調べ、携帯電話で今から泊まれるかを確認し、ようやく21時に泊まれる所を確保できました。
アラスカへ行かれる方は(特にシーズンオフとなる9月2週目以降から、3月いっぱい)、RVパークが開設されているかを、行く前に確認し行かれることをお勧めします。無線LANが使用出来るパソコンと携帯電話があると、非常に便利です。特に無線LANが使用出来るパソコンは、携帯電話がなくても、ホットスポットなどの無線LANが使用できる環境下であれば、スカイプ等のインタ-ネット電話が使用でき非常に便利です。私たちも、日本に電話する時は、インターネット電話を使用していました。
今回、トラベルデポさんには本当にお世話になりました。計画から旅行に行くまで、時間があまり無かったにもかかわらず(実質1ヶ月位でした)、こちらの我儘な要求も、一つ一つ細かく対応してもらいました。日本で用意していただいた、モーターホームの取扱説明書や、アメリカの交通ルールの説明書、現地のRVパークが載っているWebサイトのURLなど、とても役に立ちました。
また、現地スタッフの方も大変フレンドリーなかたで、携帯電話の番号を渡してもらい、何かあったら24時間いつでも連絡してもらってもかまわないですよ!と言っていただけとても安心できました。
今度また海外旅行に行くならば、やはり「モーターホームの旅」にしたいですね。
その時には、またよろしくお願いします!
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